失敗
こんばんは、納豆です。
今日は、昔やらかした話をいくつかしようと思ってます。
今はそんなに同じ失敗はしなくなったんですけど、始めた頃とか、まだ全然仕入れの感覚が掴めてなかった時期には、それはもう色々ありました。(笑)
まず軽めのやつから。
当時、在庫管理がかなり雑だった時期があって、セット本を揃えるときに同じ巻を2回仕入れてしまう、みたいなミスをよくやってました。
棚の前で「よし揃った!」ってホクホクで帰ってきて、いざ在庫整理してみたら、同じ巻がダブってて、結局セットは揃ってなかった、みたいな。
しかもセットが揃わないと売り物にならないので、仕入れた資金がまるっと寝ちゃうんですよね。これが結構しんどかったです。(小声)
今はそのへん、在庫管理をちゃんとやるようにしてから、この手のミスはほぼ防げるようになりました。以前は本当にめちゃくちゃだったので、同じような重複が非常に多かった、っていうのが正直なところです。
もう一個、これも昔の話なんですけど。
Keepaの波形ちゃんと見ずに「なんとなく売れそう」で仕込んで、まんまと赤字になった本もありました。
「なんとなく」で勝てるほど甘くなかったんですよね。(そりゃそう)
で、ここからが今日の本題なんですけど。
自分の中で一番デカいやらかしって、ある時期にやった青の祓魔師(エクソシスト)の大仕込みなんです。
青の祓魔師がアニメ化するタイミングで、30〜50セット仕込みました。
結果、期待したほど値段が上がらなくて、ちゃんと利益が取れたのは10セットくらい。残りはほぼ赤字の、大敗でした。
ややこしいのが、作品自体の動きは全然悪くなかったんですよ。
少年ジャンプで連載されてた作品で、女性人気もかなり高くて、アニメ化も久しぶりのタイミング。単価も手頃で集めやすい塩梅で、仕入れそのものはサクサク進みました。
でも結局、在庫数が多すぎたんです。需要に対して供給が上回りすぎてた、これが一番デカい要因でした。
当時、仕込みの期間が直近すぎたのもあって、正直動いてる途中から「これは失敗するだろうな」っていう予感はありました。
それでも突っ込んだのは、とにかく大量に仕込んだ結果どうなるのか、データを自分の目で見たかったからなんですよね。
この一件で学んだことって、結構シンプルで。
「たくさん買える」っていうのは、それだけ市場に在庫が溢れてるってことなんです。自分が買えるってことは、他のライバルも同じように買えるってこと。
だから本当に怖いのは「買いすぎること」で、あの時の自分に必要だったのは、止まることじゃなくて、仕入れ額の調整にもっとシビアになることでした。最低仕入れ値のラインとか、1作品あたりの上限ルールとか、そういう線引き。
「怖いから買わない」じゃなくて、「どこまで買うかを決めてから買う」。この差はデカかったです。
で、ここからがちょっと言いたいところで。
この青の祓魔師の一件以降、同じ失敗は一度もしてないんですよ。
むしろあの経験を糧にして、その後の「寝かせ」の判断で大成功した事例もいくつか生まれました。大量仕入れのときに自分の中で働くブレーキというか、判断軸みたいなものが、あの大敗で鍛えられた感覚があります。
あの時にちゃんと痛い目を見といて良かったな、と今は思えてます。
で、こういう話をすると結構凹んでそうに聞こえるかもしれないんですけど、意外と、凹まないんですよね。(笑)
なんでかなって考えたんですけど、たぶん失敗した「その先」まで先に見てるからなんです。
重複仕入れしたら「在庫管理のやり方、このままじゃダメだな」って気づけるし、なんとなくKeepaで赤字を作ったら「波形のこの部分、ちゃんと見ないとこうなるのか」って体に入る。青の祓魔師みたいに大敗したら、大量仕入れのときの判断軸が一段深くなる。
本を読んで覚えた知識と、自分の財布が痛んで覚えた知識は、定着の深さが全然違うんですよ。
だから失敗した瞬間って、ダメージと同時に、次のステップ分の伸びしろを買ってるような感覚なんです。
もちろん「金額的にこれ以上はキツい」っていう明確な理由で止まるのはアリだと思います。
資金繰りが回らなくなるラインを超えてまで突っ込むのは、ただの無謀なんで。
でも「なんとなく怖いから悩む」「やるかやらないかを1週間悩む」みたいな時間は、正直いちばんもったいないなと思ってて。
悩んでる間って、失敗もしないけど学びもしないんですよね。ゼロのまま時間だけ溶けていく。
自分、先週言ってたことと今週言ってること、平気で変わってたりします。(笑)
「一週間前と違うこと言ってない?」って言われることも、たまにあります。
でもそれは、悩まずに動いて、失敗して、学んで、アップデートしてるからなんですよね。
止まってる人は言うこと変わらないです。進んでる人ほど、去年の自分と今の自分の意見が違ったりする。
失敗を乗り越えた人にしか手に入らないものって、絶対にあると思ってて。
これは本を読んでも、セミナーに行っても、誰かの話を聞いても、手に入らない種類のやつです。
自分の金と時間をベットして、痛い目を見て、それでも続けた人だけがギリギリ触れる感覚みたいなもの。
だから自分は、失敗すること自体はあんまり怖くないです。
怖いのは、失敗を怖がって動けなくなった時の、あの止まってる時間のほうなんですよね。
みなさんは最近、仕入れで悩んでる時間、ありますか?
その悩み、金額ラインの話なのか、「怖さ」なのか、一回だけ切り分けてみてもいいかもしれません。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
納豆