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ブックオフの値札は、抜く前に教えてくれる

本せどりを始めたばかりの人が、いちばん最初にぶつかるのが「棚のどこを見ればいいのか分からない」だと思います。

背表紙を1冊ずつ抜いて、スマホでバーコードを読んで、戻す。これを延々やっていると、1時間で30冊も見られません。

実は、本を抜く前に値札だけで分かることが、けっこうあります。

今日はそれを6つ書きます。全部、ブックオフの店内で今日から使えるものです。実物の写真も載せます。

■ 1. シールの色 = 貼った月

ブックオフの値札シール(インストアシール)、色によって「何月に貼られたか」が分かるようになっています。

黒が1〜3月、緑が4〜6月、青が7〜9月、赤が10〜12月。

写真をよく見てください。値札の左下に「26.01」「26.04」「25.07」「25.10」と数字が入っています。これが貼られた年月です。

つまり、色は棚をパッと見たときの目印で、正確な年月は数字で読める、という二段構えになっています。

たとえば9月に棚を見ていて黒いシールの本があったら、その本は1〜3月から棚にあるということ。長く動いていない本は、値下げの対象になりやすいです。

■ 2. 「●」マーク

値札の著者名の先頭あたりに「●」が書いてある本があります。

写真は『続 さすらいエマノン』。【名】の左に、黒い●が入っているのが見えると思います。

これは、入荷した時点でネット上の相場がプレミア価格だった本につけられるサインです。ブックオフ側が「この本、高く売れるかも」と判断した目印、ということになります。

見つけたら迷わずリサーチしてください。全部が当たりというわけではないですが、当たりの含有率が明らかに高いです。

■ 3. 定価と値札が近い本

これも見逃しやすいところです。

定価1,500円の本に、ブックオフで1,200円の値札がついている。

普通、中古本は定価よりずっと安くなります。それが定価に近い値段で並んでいるということは、ブックオフ側が「相場が高いから値下げできない」と判断しているということです。

慣れてくると、棚を眺めながら「定価と値札が近い本」を瞬時に拾えるようになります。

■ 4. ところてん(値札の上に値札)

値札の上に、別の値札が貼り重ねられている本を「ところてん」と呼んでいます。

最初500円で値付けされた本が売れずに残って、後から200円のシールを貼られる。そういうイメージです。

過去に値下げが入った形跡なので、ラベルの下に元の値段が見えることもあります。

狙い目な理由は3つあります。

■ 5. 小槌シール(値下げの印)

値下げは「小槌」の小さなシールで貼られることが多いです。

貼られ方は2パターン。ところてんのように元の値札に重ねて貼られることもあれば、本の裏側(バーコードの上)や小口に直接貼られることもあります。写真は直貼りのパターンです。

そしてここが大事なところなんですが、この小槌シールも値札シールと同じ仕組みで、色を見れば「いつ貼られたか」が分かります。

黒=1〜3月、緑=4〜6月、青=7〜9月、赤=10〜12月。1と同じです。

いまの時期に近い色ほど、最近値下げされたばかりということ。

値下げされたばかりの本は、他のせどらーさんもまだ見ていないでしょうし、お客さんも手をつけていない可能性が高い。だから新しいシールを優先的にリサーチします。

■ 6. 赤カート(棚出し前のストック棚)

赤カートは、これから本棚に並べる商品をストックしている場所です。

入荷して値札がついた段階、つまり棚に入る前の本が置かれています。

ということは、ここにある本はライバルもまだ見ていない可能性が高い。見つけたらしっかりチェックしてください。

※ 赤カートがない店舗もあります。

■ おまけ:セット本コーナー

全巻セットがジャンル別に並んでいるコーナーです。

セット本にも、単品と同じように「ところてん」があります。50%オフのシールが貼られていることもあるので、同じ見方が使えます。

セット本の値札には、巻数(例:1〜18巻)と「完結・未完」の表示が入っています。

ただし値札の枠の色などの表示基準は店舗によって違うので、自分がよく行く店のクセを覚えるのが早いです。

■ まとめ

この6つを覚えるだけで、本を抜く前に候補を絞れます。1時間で見られる冊数が変わります。

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